市販の野菜ジュースの効果について

野菜嫌いの人にとって栄養をどのように摂っていくかは健康のためにも大きな問題です。野菜を食べられれば一番早いのですが、野菜自体を食べることが苦手な人にとって気になるのは、野菜ジュースで栄養が摂れるのかどうかということだと思います。つまり野菜ジュースが野菜の代わりになれば嫌いな野菜を食べる必要は無いわけです。
では、野菜ジュースには生の野菜ほどの栄養価はあるのでしょうか?
答えとしては、まったく飲まないよりはマシという程度のものです。野菜自体が持っている栄養や効果は製造の過程でほとんど失ってしまっています。野菜ジュースを作る過程では加熱したりいろいろな加工がなされています。その加工の途中で多くの栄養は失われてしまします。野菜ジュースに使われる野菜の搾り汁には栄養はほとんど残っていません。栄養素の多くは野菜ジュースのしぼりかすに残っているのです。
それに、市販の野菜ジュースは飲んでみると甘かったりしょっぱかったりします、結構糖分や塩分が入っているようです。このように考えると野菜ジュースを飲んでいれば野菜は一切食べなくても良いとはいえないようですね。
しかし、野菜ジュースでも加工などをしていない絞りたてのジュースであれば栄養も残っています。ぜひ自分でオリジナルの野菜ジュースを作ってみてはいかがでしょうか。

野菜ジュースを作ってみよう

野菜ジュースのレシピや簡単でおいしい作り方についてはいろいろなサイトで紹介されていますが、基本的に入れる野菜はなんでもOKです、偏らないようにいろいろな野菜使ってみたほうが良いでしょう。ただ、普通に野菜ジュースを作るとたいていは野菜臭くなってしまいますので、野菜が嫌いな人にはきついと思います。この野菜くささをどのように感じなくするのかがポイントとなっていきますが、良くある方法としてはオレンジやレモンの果汁と混ぜたり、りんごを野菜と一緒に入れるというものです。また、バナナはこってりしますが甘みが強いので臭みを消してくれます。基本的にはこのようにフルーツを使って臭みを取りますが、フルーツを入れすぎるとフルーツジュースになってしまってカロリーも多くなっていまいますので、バランスが大事でしょう。
また、ハチミツや豆乳を入れても飲み易くなります。飲むヨーグルトや卵、牛乳、ごま、きなこ、抹茶を入れるのも良いですよ。
一つおすすめの野菜ジュースを紹介します。
【小松菜の野菜ジュース】
材料は(約4人分)…小松菜1把・100%オレンジジュース300cc・砂糖orハチミツ適量・バナナ1本・レモン汁少々
これをミキサーに入れて混ぜます。小松菜の青臭さは思ったほど気にならないです。夏なら氷を入れてもいいでしょう。

美肌のための野菜ジュースの作り方

野菜ジュースでも肌にいい野菜といったらやはりにんじんでしょう。ベータカロチンをはじめビタミンCやカルシウム、食物繊維等を含んでいます。そしてシミやそばかすに効果があり肌を強くします。
【美肌野菜ジュース】
・材料…レンジで加熱したにんじん、レモン汁、リンゴ、パセリ、バナナなど。それぞれミキサーに入れて混ぜれば完成です。
にんじんはそのまま使用するとビタミンCを壊してしまうので、それを防ぐために火を通しておきます。
ビタミンCはレモン汁で補充します。
にんじん以外のフルーツはどんなものでもいいでしょう。ポイントはニンジンです。
【その他のニンジン美肌ジュース】
・材料…ニンジン80グラム・トマト50グラム・赤ピーマン20グラム
これでミキサーすれば食物繊維もビタミンCもあって美肌効果ありです。
いずれの美肌レシピもジューサーではなくミキサーを使っているのがポイントです。ちょっとどろっとしますが食物繊維ごと一気に摂ることができます。ミキサーは野菜や果物などを砕いて混ぜるもので絞りかすも混ざっています、ジューサーはミキサーで混ぜた物を絞ってさらっとしたジュースができます。効果を高めるためにはミキサーを使うことをお勧めします。

Copyright © 2007 野菜ジュースの健康レシピで快適生活